SNSで友達の就活を見て焦ったら、比較する前に、自分と相手の条件の違いと自分の応募期限を確かめてください。
投稿だけでは、相手の状況も自分との条件の違いも分かりません。
この記事では、比較する前に確認したいことを3つ紹介します。
後半では、大学4年生の春に就活を本格的に始めた私の経験もお話しします。
比較する前に確認したい3つのこと【一覧】
確認したいのは、相手との条件の違い、投稿に出ていない過程、今日できる行動の3つ。
それぞれのポイントを表にまとめました。
1|自分と相手の条件が同じか確認する
1つ目は、自分と相手の条件が同じかどうかを確認することです。
比較しても意味がないと頭では分かっていても、インスタのきらびやかな投稿を見ると比べてしまうのが人間の性だと思います。
ただ、そもそも全く同じ条件や境遇の人はいません。
比較する相手とは、最初から条件が違うということです。
学年や志望業界、進学予定で動く時期は変わる
就活は、人によって動く時期がばらばらです。
たとえば、次のような違いがあります。
- 3年生から始めるのか、4年生に入ってから始めるのか
- どの業界を志望しているのか
- 就職するのか、大学院へ進学するのか、海外へ留学するのか
- どの企業に応募するのか
業界や企業によって、就活が始まる時期も違います。
同じ学年の友達でも、同じ予定で動いているとは限りません。
投稿の早さだけで自分の準備状況を判断しない
「就活を始めます」「内定が決まりました」といった投稿を見ても、投稿の早さと自分の準備状況は別の話です。
相手がいつ投稿したとしても、自分のやることは変わりません。
よく知っている同学年やクラスの友達のストーリーほど、つい比べてしまうもの。
私にも、友達の投稿を見て焦っていた時期があります。
私がよく思い浮かべるのは、スーツ姿の足元を撮って「今から面接に行ってきます」と添えたストーリー。
おしゃれなカフェの写真に「内定が決まりました」と載せた投稿もイメージしやすいと思います。
気持ちは分かりますが、条件が違うという前提はここでも変わりません。
関心のある企業の公式採用情報で期限を確認する
友達の投稿の代わりに見てほしいのが、自分が関心のある企業の公式採用情報です。
友達がいつ投稿したかではなく、自分の応募期限を基準に動きましょう。期限は、関心のある企業の公式採用情報で確認できます。
2|SNSに出ていない過程があると考える
2つ目は、SNSに出ていない過程があると考えることです。
自分が投稿する側になると分かりますが、SNSには良い部分を切り取って上げているはず。
他人の投稿も同じで、結果の良い部分だけが見えているのだと思います。
投稿だけでは応募数や迷い、不採用は分からない
過程は、本人から直接聞かないと分かりません。
いろいろな会社の面接を受けて、不採用になった会社もあるかもしれません。
投稿だけでは分からないこと
- 何社に応募したのか
- どんな過程でその業界を選び、どれくらい迷ったのか
- 不採用になった会社があるのか
キラキラして見える投稿の裏にも、葛藤や迷い、失敗があるはずです。
投稿をそのまま鵜呑みにせず、過程があることを踏まえて見るようにしましょう。
一部の成功報告を周囲全員の状況だと思わない
目に入っているのは、一部の人の成功報告です。
周りの全員がそういう状況だとは思わないでください。
何の苦労もなく内定をもらって就職できた人は、なかなかいないと思います。
細かい部分で苦労や迷いを抱えている人のほうが多いのではないかと感じます。
見るほどつらいなら閲覧時間や表示するアカウントを見直す
自分だけ内定が取れていない、面接がうまくいかないといった状況で投稿を見るのがつらいなら、見る量のほうを変えてしまいましょう。
たとえば、次のような方法があります。
- 就活の時期だけ、他人の投稿を見ないように意識する
- インスタの閲覧時間を減らす、制限をかける
- 表示するアカウントを見直す
就活は、結局のところ自分自身の戦いです。
極論を言えば、自分は自分、他人は他人という割り切りが大事だと個人的には思います。
3|比較を今日できる行動に置き換える
3つ目は、比較を今日できる行動に置き換えることです。
比較すること自体は、悪いことではありません。
比べてしまうのは、それなりに自分と向き合っているということでもあると思います。
大事なのは、比較したうえで次にどうするかという部分です。
募集情報の確認や経験の書き出しを1つ決める
今日やることを、1つだけ決めてみてください。
状況ごとの例は次のとおりです。
本当に小さなことでかまいません。
就活は、ちょっとずつしか進められないものです。
迷ったらゼミの先生やキャリアセンターへ相談する
進め方が分からないときは、ゼミの先生や大学のキャリアセンターに相談してください。
大学に入れば志望業界が見つかるかもしれないと、フランクな気持ちで入学した人もゼロではないと思います。
3年間、4年間たっても今後のキャリアを見いだせなかったという人もいるはずです。
私の大学のキャリアセンターでは、就職のサポートのほか、履歴書やエントリーシートの添削もしてくれました。
私もゼミの先生とは別に、キャリアセンターの支援を受けていました。
これまで多くの大学生を就職へつなげてきた人たちなので、使わない手はありません。
設置場所が分からないときは、次の順で探してみてください。
- 大学のホームページで確認する
- 事務の建物へ行って、キャリアセンターがあるか聞いてみる
焦りだけで興味のない応募を増やさない
早くどこかから内定をもらわなければと焦っても、興味のない応募を増やさないことが大事です。
焦りだけで突っ走ると、先々で困るのは自分だからです。
あまり興味のない業界に就職して、しっくりこない働き方を続けることになれば、あとで自分の首を絞めることになります。
就活を本格的に始めたのは大学4年生の春でした
私自身、就活を本格的に始めたのは大学4年生の4月か5月ごろでした。
当時の記憶なので細かい時期はあいまいですが、周りと比べるとかなり遅いほうだったと思います。
保育士と幼稚園の先生の免許を卒業と同時に取得する予定で、入学時は保育園の先生になることを思い描いていました。
ところが4年間の学びや実習で現場を経験するうちに、ここは自分に合わないかもしれないと感じるようになります。
進路を決めたのは、大学4年生の春ごろにあった最後の施設実習。
1週間ほどの実習で、保育園に就職するのか施設に就職するのかを決めようと思っていました。
実習を終えて、自分は保育園より施設に向いていると感じ、そこから本格的に就活を始めました。
最終的には保育士の免許を応用して、新卒で福祉施設に就職しています。
そのころには、すでに内定をもらっている友達も3分の1くらいいたと記憶しています。
私の内定は、夏休みごろの9月だったと思います。
本当にここで働きたいと思った1社しか受けず、すぐに内定をいただきました。
これはあくまで私の場合ですが、焦らなくていいと今は思います。
キャリアは人生に関わるものなので、自分が望む業界や働き方、職場をじっくり選んでほしいです。
まとめ|友達の進捗より自分の応募期限と準備を確認する
SNSで友達の就活を見て焦ったら、友達の進捗より、自分の応募期限と準備の抜けを確認しましょう。
- 学年や志望業界、進学予定、応募先で動く時期は変わるので、条件の違いを確かめる
- 投稿に出ていない過程があると考え、つらいときは閲覧時間や表示するアカウントを見直す
- 比較を今日できる行動に置き換え、迷ったらキャリアセンターへ相談する
SNSは、情報源の1つとして使ってください。
公式の採用情報や相談先と組み合わせれば、自分が次にやることも見えてきます。
友達の投稿を見て「自分も頑張ろう」と思えるなら、見てもかまいません。
モチベーションが下がるなら、見ないほうがいいと思います。
自分は自分、他人は他人と割り切り、自分のペースで1つずつ進めていきましょう。
就活以外でも周りに合わせて疲れてしまう人は、関連ポッドキャスト「大学生活で「これはやめてよかった」と思う習慣」もあわせて聞いてみてください。

大学生活で「これはやめてよかった」と思う習慣【ポッドキャスト】
大学生活でやめてよかった習慣を4つ紹介。周りへの同調・他者否定・思い込み・ショート動画漬けをやめたら時間と心に余裕ができた実体験を、社会人3年目の筆者が振り返ります。