一人暮らしの部屋選びで見るべきなのは、大学からの距離ではなく「自分がいちばん行き来する場所」と「周辺に何があるか」です。
住み始めてから後悔しても、住む場所や契約内容は簡単に変えられません。
不登校から大学を首席で卒業し、大学4年生から一人暮らしを始めた私が「最初に知りたかった」と感じた失敗を5つまとめました。
これから部屋を探す人、この夏休みをきっかけに後期から一人暮らしを始める人に向けた内容です。
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失敗1:大学までの距離だけで住む場所を決める

住む場所は、大学からの近さだけで決めない方がいいです。
一人暮らしの移動は、大学との行き来だけで終わらないからです。
もちろん大学が近い利点は大きいところ。
ギリギリまで寝ていられますし、空きコマにいったん自宅へ戻ることもできます。
ただ、バイトをするならバイト先との行き来も毎週発生します。
大学だけを基準にすると、生活のなかで実際に多い移動が抜け落ちます。
学年によって行き来する場所は変わる
私が一人暮らしを始めたのは大学4年生から。
4年生は授業がかなり少ない学年です。
単位を落としたことがなく、卒業要件はほぼ1、2年のうちに取り終えていました。
残っていたのは選択科目と、資格取得のために取る科目くらい。
登校は週2、3回、しかも授業がバラけていたので1日に1コマか2コマでした。
そうなると、学校へ行く回数よりバイト先へ行く回数の方が多くなります。
私はバイト先を起点に選んで正解だった
そこで私は、大学ではなくバイト先を起点に住む場所を決めました。
選んだのはバイト先まで8分ほど、自転車なら5、6分の距離。
結果は正解でした。
授業数が少なくてバイトを頑張りたい学年なら、バイト先起点で選ぶのもありだと思っています。
家賃や移動時間、周辺の移動手段とのバランスを見ながら決めてください。
失敗2:スーパーやゴミ出しの環境を確認しない

内見では部屋の中だけでなく、周辺の生活環境までセットで見てください。
スーパー・病院・ゴミ出しのルールは、住んでからの負担に直結します。
スーパーが遠いとコンビニ通いになる
近くにコンビニがあってスーパーが離れていると、必ずコンビニに足が向きます。
私は初めての一人暮らしで周辺に何があるかをほとんど考えず、家賃だけで部屋を決めました。
たまたま目の前がスーパーで、徒歩1分もかからない距離。
コンビニも1分ほどのところにあって、本当に運が良かっただけです。
周辺環境は家賃と同じくらい毎月の食費に効いてくるので、運任せにしない方がいいと思います。
病院やドラッグストアは一人暮らしの生命線
病院やドラッグストアが近いかどうかも確認してください。
実家なら親が車で連れて行ってくれますが、一人暮らしだと自分でなんとかするしかありません。
私も一人暮らしのとき、時期をずらしてインフルエンザとコロナの両方にかかりました。
どちらも本当にしんどくて、結局病院には行かずじまい。
ネットで注文したコロナの検査薬で判定して、そのまま部屋で寝ていました。
体調を崩したときほど、近くに病院があるかどうかで動けるかが決まります。
ゴミ出しのルールは地域でまったく違う
ゴミ出しは地域性がかなり強いところです。
指定のゴミ袋を使わないと出せない地域が実際にあります。
私の実家はそういう地域ではなかったので、社会人になって今の場所に住んでから初めて知りました。
「ゴミ袋って有料なの?」と驚いたのが正直なところ。
資源ゴミだけ、少し歩いた指定の場所まで持っていく地域もあります。
一人暮らしのときはマンション下のゴミ捨て場に段ボールもペットボトルも出せていたので、その差にはかなり戸惑いました。
分別はプラゴミや燃えるゴミと細かく、袋の色を変える地域も。
「地域名+ゴミ出し」で検索すれば出てくるので、内見の段階で曜日・時間・場所まで確認しておくと安心です。
失敗3:自炊を完璧に続けようとする

毎日きっちり自炊しなくて大丈夫です。
最初から完璧にやろうとすると、まず疲れます。
私は大学4年生のときほぼ毎日自炊していましたが、それは登校が少なくて時間を取れたから。
授業とバイトで予定が埋まっている学年なら、同じペースは難しいはずです。
冷凍食品や作り置き、スーパーで夕方以降に安くなる惣菜を使えば十分カバーできます。
ただ、カップ麺は割高ですし、コンビニ飯も体にいいとは言えません。
同じ買うなら、スーパーで買った方が安く済みます。
何でもかんでも自分でやらなきゃ、と考えないバランス感覚が大事。
失敗4:家事をまとめて後回しにする

家事は「まとめてやる」より「習慣にする」方が圧倒的に楽です。
洗濯も掃除もゴミ出しも、ためると「やらなきゃな」と思うだけで結局やりません。
実家を離れれば、身の回りのことは全部自分の担当。
休日が家事だけで終わるのは、けっこうもったいない使い方です。
掃除は流れ作業に組み込む
食器は使ったらその場で洗う。
これだけでシンクに山ができるのを防げます。
お風呂は、体を洗ったタオルに泡が残っているうちに、そのまま壁と床をこすっています。
一人暮らしなら誰にも文句を言われないので、泡がもったいないという理由だけで毎日続いている掃除。
キッチンのシンクも、スポンジの泡で側面を1日1回洗うだけ。
歯磨きと同じ感覚まで落とし込めれば、掃除は苦になりません。
失敗5:固定費を確認せずに契約する

契約する前に、毎月かかるお金を全部書き出してください。
家賃だけを見て決めると、あとから固定費が積み上がります。
通信費や携帯代、電気ガスは必ずかかるお金。
そこに自転車保険、車を持つなら自動車保険も乗ってきます。
さらにサブスクもあります。
Amazonプライムやネットフリックスのような動画配信サービスは、娯楽として大事な一方で契約が増えやすいところ。
不要なオプションが付いていないかも、契約前に見ておきたいポイントです。
車を持つと維持費が一気に増える
なかでも負担が大きいのは自動車。
中古の軽自動車でもガソリン代がかかりますし、点検と車検は別物としてのしかかってきます。
点検や車検は、下手をすると1回で40万円かかることもあります。
電気代も季節でだいぶ変わり、夏はエアコンなしで生きていられません。
バイト代でいくら入って、毎月いくら出ていくのか。
そこを把握しないまま契約を重ねると、学生でも借金のような状態になりかねません。
まとめ|部屋の見た目ではなく毎日の生活で選ぶ
今回は、大学生の一人暮らしで「最初に知りたかった」と感じた失敗を5つ話しました。
要点は次の5つです。
- 大学までの距離だけで住む場所を決める
- スーパーやゴミ出しの環境を確認しない
- 自炊を完璧に続けようとする
- 家事をまとめて後回しにする
- 固定費を確認せずに契約する
一人暮らしが決まった直後はウキウキしますし、内見で「この部屋いいな」と思う気持ちもよくわかります。
ただ、住んでみると見た目だけでは決まらないと分かります。
部屋の見た目より、そこで毎日どう生活するかを具体的に想像して選ぶこと。
周辺にどんな施設があって、どんな設備が整っているか。
そこまで視野を広げておくと、住んでからの後悔がぐっと減ります。
一人暮らしを経験して「最初に知りたかった」と思ったことがあれば、コメントで教えてください。
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