こんな悩みを持っていませんか?

大学生になってはじめて単位を落としました…ショックでしかないです。

落単してしまいました。単位落としたらどうなるの?

単位落とす人ってどのくらいいるの?割合は?
記事ではこんなことが分かります!
- 大学生ってそもそもどのくらいの人が単位を落としているの?落単割合を紹介
- 大学生で単位を落とすとどうなる?具体的な6つの影響
- 単位を落とした時の5つの対処法|今すぐできること
- 【大学首席卒業生が語る】単位を落としてしまったあなたに伝えたい3つのこと
記事の結論
- 落単を人生の経験値に。悔しさをバネに気持ちを切り替えよう!
「やばい、単位落としたかも…」大学生活、楽しいことばかりではないですよね。
特に定期試験/テストの結果が返ってきて「落単(単位を落とすこと)」の文字を見たときのショックは、言葉にできないほど。

この記事を読んでいるあなたは、今まさにそんな状況かもしれません。
そこで本記事では大学生の落単の実態から、落としてしまった時の具体的な影響、そこからどう立ち直ればいいのかを経験談も交えながら紹介していきます。
大学生ってそもそもどのくらいの人が単位を落としているの?落単割合を紹介

大学生活、誰もが一度は「もしかしたら単位を落とすかも…」と不安になるもの。
実際、どれくらいの大学生が単位を落としているのでしょうか?
大学の講義は、高校までと違って授業の進め方や評価方法も大きく異なります。
そのため入学したての1年生は特に、単位を落としやすい傾向があります。

マイナビが社会人男女453人に調査した結果によると、単位を落としたことがある学生の割合は全体的に約3割とされています。
具体的には、「単位を落としたことがある」と回答した学生は約25.9%の117人。
残りの74.1%の335人は、単位を全て取得している「フル単」の学生でした。
もちろん大学や学部・学科、さらに授業の難易度によっても落単率は変動します。
人気の授業や専門性が高い授業は必然的に難易度も高くなるため、落単者も多くなる傾向に。
また大学生の落単には、授業への出席状況や学習習慣も大きく影響します。
授業にきちんと出席し予習復習をしっかり行っている学生は、落単するリスクは低いと言えるでしょう。
一方で授業を欠席しがちだったり、テスト前に一夜漬けで勉強したりする学生は、どうしても落単のリスクが高まります。

忘れれがちですが、大学生の本分は学業です!
単位を落とすことは、学生の本分を全うできなかった結果と言えるでしょう。
まずは自分の大学生活を振り返り、落単してしまった原因を探ることから始めましょう。
大学で「単位を落としたことがある」人は約3割! フル単のコツとは? | 入学・新生活 | 履修登録 | マイナビ 学生の窓口
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大学生で単位を落とすとどうなる?具体的な6つの影響

「単位を落とす」ということは単に一つの授業の評価が低いというだけでなく、大学生活全体、さらには将来にまで影響を及ぼす可能性があります。
ここでは単位を落とすことで具体的にどのような影響があるのか、6つの側面から解説していきます。
単位を落とす(落単する)ことで、自身へのショックや絶望感にみまわれる
単位を落としてしまった時、最初に感じるのは大きなショックと絶望感でしょう。
「結構 頑張ったのに…」「なんで自分だけ…」と、自己嫌悪に陥ってしまいがち。
特に真面目に授業を受けていたにも関わらず落単してしまった場合は、そのショックは計り知れません。

大学に入学して初めて単位を落としたという人は、なおさら大きなショックを受けるでしょう。
まずは自分が今どのような感情を抱いているのかを認識し、受け止めることが大切です。
成績/GPA(グレード・ポイント・アベレージ)は確実に低くなる
単位を落とすということは、その科目の評価が「不可」となるため成績評価であるGPA(グレード・ポイント・アベレージ)が確実に低くなります。
GPAは大学での学習成果を測る指標であり、就職活動や大学院進学の際にも判断材料となります。
GPAが低いと奨学金が受けられなくなったり、希望する企業に就職できなかったり、大学院への進学が難しくなったりする可能性も出てきます。

単位を落とした科目の影響は一時的なものではなく、長期的に影響することを理解しておきましょう。
必修科目を落とした場合、学年によっては卒業できなくなる【最終学年の場合はヤバい】
大学の授業には、「必修科目」と「選択科目」があります。
必修科目は、卒業するために必ず単位を取得しなければならない科目。
もし必修科目を落としてしまった場合、学年によっては卒業ができなくなる可能性があります。

特に最終学年で必修科目を落としてしまった場合は、卒業が1年遅れるという事態になりかねません。
卒業が遅れるということは、就職活動にも影響が出てくる可能性があります。
必修科目は絶対に落とさないように、きちんと対策をしましょう。
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必修科目の場合は、次学期以降に再履修が必要
必修科目を落としてしまった場合、次学期以降に再履修が必要です。
再履修には、授業料が別途必要となります。
また再履修することで時間割が組みづらくなったり、他の授業との兼ね合いで負担が増えたりする可能性も。

再履修は時間もお金もかかるため、できる限り避けたいものです。
単位を落としてしまった場合は再履修の手続きを行い、次こそは単位を取得できるように万全な準備をしましょう。
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学部において重要な科目を落とした場合、最悪 就活に影響がでる
学部において重要な科目を落としてしまった場合、就職活動に影響が出る可能性もあります。
特に専門性の高い学部では単位を落としたことが、進路に大きく影響することも。
就職後企業によっては、成績証明書の提出を求められることがあります。
その際に落単した科目が、就職先からのマイナス評価につながる可能性も考えられます。

就職活動は、大学での学習成果が問われる場でもあります。
単位を落としたことが就職活動の妨げにならないように、日々の学習を怠らないようにしましょう。
家庭によっては親からの信頼を裏切ることになる
単位を落とすということは、学費を払ってくれている親の期待を裏切ることになります。
特に親が大学進学を強く希望していた場合、そのショックは大きいでしょう。
家庭によっては親からの信頼を失ってしまい、学費や生活費の支援を受けられなくなる可能性も。
先述しましたが改めて、大学生の本分は学業です。
親に心配をかけないためにも、きちんと単位を取得することが大切です。

もし親に落単を報告する際は誠実に今の状況を説明し、今後の対策を話すようにしましょう。
単位を落とした時の5つの対処法|今すぐできること

単位を落としてしまったという事実は、変えられません。
しかし、どう行動するかで今後の大学生活は大きく変わってきます。
ここからは単位を落とした時に、今すぐ実行できる5つの対処法を紹介します。

落ち込んでいる暇はありません。前向きに行動を起こしましょう。
落単評価に納得できないようであれば、異議/疑義申し立てを行う
もし落単した評価に納得できない場合は、異議申し立てを行うことができます。
(大学によっては疑義申し立てとも言います)
大学では、成績評価に対する異議申し立ての手続き制度が定められています。
評価に納得できない場合は、事務課や教務課に問い合わせて異議申し立ての手続きを確認してみましょう。
ただし異議申し立てが認められるには、明確な理由が必要です。

単に「納得できない」というだけでは、認められない可能性が高いです。
客観的な証拠や授業への取り組みなどを説明できるように、事前に準備しておきましょう。
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シラバスで再履修可能な学期を確認する
単位を落としてしまった科目は、再履修するのが好ましいです。
特に必修科目なら、なおさら。
まずはシラバスを確認し、再履修が可能な学期を確認しましょう。
大学によっては、再履修できる学期が限られている場合もあります。

また再履修には授業料が別途必要となる場合もあるため、併せて確認しましょう。
再履修をいつ行うのか計画を立てることで、今後の大学生活のスケジュールを立てやすくなります。
定期試験/テストで落ちた場合は、再試験手続きを事務課で行う
定期試験/テストで単位を落としてしまった場合は、再試験を受けられる可能性があります。
まずは大学の事務課に問い合わせて、再試験の手続きを確認しましょう。
再試験を受けるには所定の手続きが必要となる場合や、再試験手数料が発生する場合があります。

再試験は、落単を挽回するチャンス。
再試験に向けて、入念に準備をしましょう。
ただし再試験を受けられる回数や再試験の成績評価の方法は、大学によって異なるため事前に確認することが大切です。
追加授業や補講で挽回できるなら、今すぐ申請をする
大学によっては、追加授業や補講で単位を挽回できる場合があります。
特に授業への出席率が不足していたり課題提出が遅れていたりした場合、追加授業や補講を受けることで単位を取得できることも。
まずは担当教員や事務課に問い合わせて、追加授業や補講の有無を確認しましょう。

もし追加授業や補講が受けられる場合は必ず参加して、単位取得を目指しましょう。
【最終手段】担当教員にアポをとって面談をする
どうしても単位を落とした理由が分からない場合や、再履修や再試験が難しい場合は担当教員にアポをとって面談しましょう。
担当教員は、あなたの授業への取り組みや理解度を把握しています。
面談で単位を落とした原因や、今後の対策についてアドバイスをもらえる可能性があります。

まぁ頑固な教員であれば、「評価の通りです!」と一言で終わらせられることもあるでしょうが。
教員によっては個別に課題を与えてくれたり、救済措置を講じてくれる場合もあります。
面談は、あなたの状況を理解してもらうための機会になります。
「どうしても単位を取得しなければ!」と思うようであれば、勇気を出して担当教員に相談してみましょう。
【大学首席卒業生が語る】単位を落としてしまったあなたに伝えたい3つのこと


ハッキリ言って私は大学時代に単位を落としたことがありません。
なので単位を落とした人のショックを味わったことがないです。
ゆえに、単位を落とした人の気持ちは分かりません。
ですが、大学を首席卒業したという実績はあります!
ここからは大学を首席で卒業した私が、単位を落としてしまったあなたに伝えたい3つのことをお話します。
首席卒業生だからアドバイスできることも、あるのかな~と考えています!
単位を落としたからと言って人生終わるわけではない。自分を責めすぎないで!
単位を落としたからといって、人生が終わるわけではありません。
たしかにショックで落ち込む気持ちは、分かります。
しかし、そこで立ち止まっていては何も変わりません。
まずは、自分を責めすぎないでください。
誰でも失敗はします。

大切なのは失敗から学び、次に活かすこと。
単位を落とした経験を、今後の大学生活や人生の糧にしていきましょう。
落としたことは変わらない事実。立ち直りしないと状況は打破できない
落とした単位は、残念ながら戻ってきません。
あなたも理解しているでしょうが、過去は変えられません。
しかし過去を悔やんでばかりいても、状況は何も変わりません。
大切なのは過去を受け入れ、前を向いて進むこと。
ひとまず気持ちを切り替えて、立ち直ろうとする気持ちが大事です。

ポジティブな気持ちで再履修や再試験に臨むことが、状況を打破する第一歩ですよ。
1年で落単はやばい?→筆者の大学時代も落単生ちらほらいましたよ
大学1年生で単位を落としてしまった場合、「自分はダメなやつだ…」と落ち込んでしまう人もいるかもしれません。
しかし案外と、心配はいらないかもしれません。

筆者の大学時代にも、1年生で単位を落としてしまう学生はちらほらいました。
大学は、高校までとは違う環境です。
新しい学習方法に戸惑ったり授業についていけなかったりすることは、決して珍しいことではありません。
特に大学1年生なら、なおさらでしょう。
焦らずに、自分のペースで大学生活を送りましょう。
もし不安なことがあれば、先輩や先生に相談することも1つの手ですよ。
まとめ|落単を人生の経験値に。悔しさをバネに気持ちを切り替えよう!

単位を落としてしまった時は誰でもショックを受けますし、落ち込んでしまうでしょう。
しかし、立ち止まっていても何も始まりません。何も変わりません。
単位を落としたという事実を受け止め、どう行動するかが重要です。

記事で紹介した対処法を参考に、できることから1つずつ着実に行動してみましょう。
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