貯金か自己投資か、どちらか一方に決める必要はありません。
急な出費に対応できるお金を残して、それ以上に余裕があれば目的のある自己投資へ回す。
不登校から大学を首席で卒業した私が、大学生のお金の優先順位についてお話しします。
最低限の貯金の目安、自己投資の見極め方、そして47万円のスクールに申し込んだ体験談まで。
社会人3年目の今だからこそ言えることを、正直に書いていきます。
まず最低限の貯金を確保する

何よりも先に、生活を守る最低限の貯金を確保してください。
カツカツの金銭状況で自己投資をしても、お金にビビってしまって中身が入ってきません。
一人暮らしの大学生で、貯金が数万円しかない。
その状態で「俺は自己投資するんだ」と意気込んでも、たぶん身にならないと思います。
最低限を貯めた上で、余った分を回す。
順番としては、これが結局いちばん大事なところ。
教材費、交通費、就職活動の費用。
こういう急な出費は、学年が上がるほど地味に効いてきます。
必要な金額は実家暮らしか一人暮らしかで変わる
いくら貯めれば最低限なのかは、住んでいる環境によって変わります。
実家暮らしと一人暮らしでは、生活にかかるお金がまるで違うからです。
例えば一人暮らしで、教材費や学費、交通費まで自分で賄わなければいけない人。
この場合は生活に充てるのが第一優先で、自己投資はそのあとの話になります。
逆に、実家暮らしでバイトもそれなりにできていて、貯金が数十万円まで貯まってきた人。
ここまで来ると、自己投資という選択肢が現実的に見えてきます。
| 住まい | 優先すること | 貯金の目安 |
|---|---|---|
| 一人暮らし | 家賃・食費など生活費の確保が最優先 | 20万円前後 |
| 実家暮らし | 生活費の負担が軽い分、早めに自己投資へ回せる | 数十万円貯まれば自己投資も視野に |
一人暮らしなら20万円前後、というのが私の感覚です。
あくまで社会人になってからの金銭感覚で言っているので、地域や家賃の差でも変わってきますが。
自己投資は目的と利用場面で判断する

自己投資に回すお金は、目的と使う場面をはっきりさせてから出してください。
何のために買うのかが曖昧なままだと、ただの出費で終わります。
資格、書籍、パソコン、旅行。
どれも自己投資になり得ますが、なるかどうかは使い方しだい。
高いから価値がある、というわけでもありません。
資格は「将来その場面で使うか」で決める
資格を取るなら、それをどこで使うのかまで考えてから決めてください。
就職先で活かせるなら、就活でも有利になりますし、働き始めてからも役に立ちます。
例えば栄養関連の資格を取ったとして、就職はIT系に進むとします。
正直、ほぼ使いません。
ITと栄養をうまく掛け合わせる道もゼロではないですが、直接は結びつきにくいところ。
一人暮らしで自炊を極めたい、という目的があるなら話は別です。
資格を取ってノウハウで終わらせない。
これは書籍にも同じことが言えます。
本も読んで終わりではなく、読んだ内容を実際の行動に移す。
アウトプットまで届いて、はじめて投資として回収できます。
47万円のスクールに申し込んだ話
高額スクールは、本当にためになるのかをガチで考えてから決めてください。
私自身、大学4年生のときに50万円弱のスクールに申し込んだ経験があります。
大学3年生からブログで副業を始めていて、4年生のときにWebライターの営業を受けたんです。
当時のTwitter、今のXから営業メールが届いて、電話で話を聞くことになりました。
今振り返れば完全な営業トークでしたが、聞いているうちに「めっちゃ良さそうじゃん」と乗り気になってしまって。
値段は47万円ほど、ちょうど50万円弱でした。
当時は一人暮らしをしながらバイトを頑張っていて、100万円近く貯まっていた時期。
その半分をまるごと使った計算になります。
結論から言うと、これは良くも悪くも今の仕事に生きています。
スクールで学んだWebライターの仕事が、フリーランスになった今の収入源のひとつになっているからです。
ただ、私の場合は本当にレアケースだと思っています。
ためにならずに終わるパターンの方が、たぶん多いです。
大学構内での勧誘やネズミ講の類も含めて、そこは本気で気をつけてください。
貯金だけ、自己投資だけの両極端を避ける

貯金だけ、自己投資だけという両極端は避けた方がいいです。
結局はバランス、というごく当たり前の話に落ち着きます。
「なんだ結局バランスかよ」と思うかもしれませんが、本当にそうなんです。
貯金額が増えていくのを見てニヤニヤするのも、それはそれで幸せですから。
ただ、全部を貯金に回してしまうと、気持ちの余裕が生まれません。
お金をいい形で回して、自分を高める機会に変えていく。
使うという行動も、時と場合によっては大事だと私は思っています。
普段の買い物を「自己投資」で正当化しない
普段の買い物やショッピングを、自己投資という言葉で正当化するのはやめておきましょう。
例えば、気に入った高額なバッグを「これは私のための自己投資だから」と言って買う場合。
それは第三者から見ても、ただのショッピングです。
気持ち的な満足はあっても、自己投資とは別物。
一方で、少し高めのゲーミングPCなら話は変わってきます。
性能がいい分だけ作業時間が短くなるなら、時間への投資として説明がつくからです。
旅行、資格、書籍あたりも同じ考え方でいけます。
買う前に「これは何に紐づくのか」を、一度だけ考えてみてください。
個人的には自己投資の比率を高めがおすすめ
あくまで個人的な意見ですが、私は自己投資の比率を少し高めにするのをおすすめします。
社会人3年目の立場から見て、使えるうちに使っておいた方がいいと感じているからです。
お金は貯め込みすぎると、今度はいつ使えばいいのか分からなくなります。
一度、貯め続けるループに入ってしまうと、なかなか抜け出せません。
貯金額を見てニヤニヤする気持ちは、私にもよく分かります。
それでも、どんなときに使うのかを自分で判断できなくなるのは、けっこう不健全。
何ヶ月に1回はこの分だけ使う、といった目安を先に決めておく。
メリハリをつけるだけでも、お金との付き合い方はだいぶ変わってきます。
まとめ
大学生は貯金と自己投資のどちらを優先すべきか、というテーマでお話ししました。
必要な貯金額は実家暮らしか一人暮らしかで変わりますし、地域による家賃の差も大きいので、一概には言えないところ。
それでも、生活を守るお金を残した上で、余った分を経験やスキルへ使う。
この順番だけは、どの環境でも共通して効くと考えています。
あなたなら貯金と自己投資のどちらを優先するか、理由と一緒にコメントで教えてください。
今こういうことにお金を使っています、という話も、私にとってすごく学びになります。


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