AIで浮いた時間の使い道は、高校生・大学生・社会人で、さらに男女でもバラバラでした。
なかでも大学生女子は「睡眠時間を増やす」が31.2%で1位と、意外な結果が出ています。
この記事では、Z世代トレンドラボ byGMOの調査を紹介しながら、私なら浮いた1時間を何に使うかをお話しします。
数字はすべて、同ラボが2026年10月19日に公開した記事からの引用です。
調査の概要|高校生・大学生・社会人の計830人が対象
紹介するのは、Z世代トレンドラボ byGMOが2026年9月に行った「Z世代のAI活用とタイパに関する意識・行動調査」です。
生成AIが実際にどれだけ時間を生み、その時間が何に使われているのかを、立場と性別ごとに調べています。
タイパとは、タイムパフォーマンスのこと。
Z世代の行動を左右する大きなテーマになっていて、その有力な手段としてChatGPTやGeminiなどの生成AIが存在感を高めています。
いつもの成績や学習の話とは少し違い、今どきの学生の流行を踏まえたデータの回です。
記事を見たとき、すごく面白いと感じたので取り上げることにしました。
1|AIで週1時間以上の時間が浮いた人は43.1%
1つ目は、生成AIを使って1週間にどれくらい時間を短縮できたかという結果です。
週1時間以上短縮できたと答えた人は、全体で43.1%でした。
大学生は男女ともに5割を超え、女子のほうがやや高い結果。
高校生は、1週間あたりの短縮が1時間未満という回答が多くなっています。
3時間以上短縮できている層は、1割強でした。
毎日のように使っている人なら、もっと時間を短縮できているかもしれません。
利用頻度は高校生女子・大学生女子が81.0%で最も高い
時間の前に、そもそも学生はどれくらいAIを使っているのかも確かめておきます。
週1回以上使っている人の割合は、高校生女子と大学生女子が81.0%で最も高い結果でした。
- 高校生女子・大学生女子:週1回以上の利用が81.0%で最多
- 社会人:約4割がまだ使っていない
利用頻度は、やはり学生のほうが高くなっています。
課題やレポートで日々使っているのだと思うと、AIが一気に広まったことを実感します。
学生は勉強、社会人は調べ物の時間が短くなった
時間短縮を実感している人には、どんな行動の時間が短くなったかも尋ねています。
学生は主に勉強、社会人は知りたい情報を探すリサーチの時間が短くなったという回答でした。
学生にとって生成AIは、勉強の時間を短くする道具として使われています。
2|浮いた時間の使い道は高校生と大学生で違う
ここからが本題の、浮いた時間を何に使っているかという結果です。
高校生は課題と娯楽・SNSの両方に時間を振り分け、大学生女子は睡眠に充てる傾向が目立ちました。
有効に使えている実感は高校生男子が83.1%で最多
使い道の前に、浮いた時間を有効に活用できている実感も聞いています。
一番高かったのは高校生男子で、83.1%でした。
- 高校生男子:83.1%
- 高校生女子:70.4%
- 社会人男性:68.7%
- 社会人女性:63.9%
このあとに続くのが、大学生男子・大学生女子。
日々生成AIで時間を短縮し、8割を超える高校生男子が有効に使えている実感を持っています。
なかなかいい使い方をしているのだと、このデータからは読み取れます。
高校生は課題と娯楽・SNSに時間を振り分けている
高校生男子の1位は、学校の課題や仕事など、別の作業を進める(37.7%)でした。
2位は動画・音楽・ゲームなどを楽しむで、33.8%です。
高校生女子の1位は、SNSを見たり、投稿したりする(31.2%)。
休憩したり何もせずに過ごしたりする人と、別の作業を進める人が、それぞれ28.8%で続きます。
このデータを見る限り、男子のほうが少し真面目で、女子はSNSでの発信が多いのかもしれません。
空いた時間にゆっくりしたいと思うのは当然なので、悪いことではないと私は思います。
大学生女子は31.2%が睡眠時間を増やしている
大学生男子の1位は、動画・音楽・ゲームなどを楽しむ(28.6%)で、いわゆる娯楽です。
一方で大学生女子の1位は、睡眠時間を増やす(31.2%)でした。
2位は別の作業を進める(28.1%)、3位は趣味や推し活をする(26.6%)。
記事でも、大学生女子は休息に充てる傾向が目立つと書かれていました。
正直、記事を見たときに思わず笑ってしまったのがこの結果です。
空いた時間を睡眠に使うほど、日常的に睡眠不足なのかなと疑問に思いました。
私が大学生だった2〜3年前とは、少し違うのかもしれません。
周りの友達はどうでしょうか。
なお、社会人は男女とも趣味や推し活をするが1位でした。
短縮時間は本人の回答で、成績への効果は測っていない
数字を読むときに、押さえておきたい点が2つあります。
この調査を読むときの注意
- 短縮できた時間は、回答した本人の実感に基づく数字
- AIで浮いた時間が成績にどう効いたかを測った調査ではない
あくまで割合としてまとめたデータなので、属性や地域によっても結果はだいぶ違うはずです。
一部のデータとして受け止めてもらえたらと思います。
3|私なら浮いた1時間を読書・バイト・副業・スキルアップに使う
1週間で浮いた時間を、ざっくり1時間としましょう。
大学生のころの私なら、その1時間を次のどれかに使います。
- 読書をする
- バイトのシフトを増やす
- 当時からしていた副業(自分のビジネス)の時間に充てる
- 資格を取りたいと思ったときのスキルアップに充てる
大学4年生のころは月1〜2冊ほど読んでいた
1人暮らしをしていた大学4年生のころは、よく読書をしていました。
キャンパス内の図書館に頻繁に通い、読むのは毎月1〜2冊のペース。
ところが社会人になると、本をほとんど読まなくなりました。
なので今1時間空くとしたら、本を読みたいというのが正直なところ。
どんな使い方も間違いではない
ここで話したのは、あくまで私の時間の使い道です。
SNSを見たり投稿したり、動画や音楽、ゲームを楽しんだりするのも、間違いではないと思います。
生成AIで時間を短縮し、自分の好きなことや趣味に充てられる。データを見ながら、それは素晴らしいAIの使い方だとしみじみ感じました。
時間の使い方は人それぞれなので、否定も批判もしません。
使い方次第で、AIは自分の時間を作ってくれる道具になります。
まとめ|AIで浮いた時間の使い道は人それぞれ
AIで浮いた時間を高校生・大学生が何に使っているか、Z世代トレンドラボ byGMOの調査を紹介しました。
- 週1時間以上短縮できた人は全体の43.1%で、大学生は男女とも5割超
- 浮いた時間を有効に使えている実感は、高校生男子が83.1%で最多
- 使い道は、高校生が課題と娯楽・SNS、大学生女子は睡眠時間を増やすが31.2%で1位
- 私なら浮いた1時間を、読書・バイト・副業・スキルアップに使う
浮いた時間を作る前に、課題を1つ例にして、AIに任せる作業と自分で説明できるまで残す作業を決めておきましょう。
レポートでAIに任せる範囲に迷ったら、関連ポッドキャスト「大学生がレポートでAIに任せない方がいい作業4選」もあわせて聞いてみてください。

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