学生の皆さん、通学時間はどのように過ごしていますか?
電車やバスで移動する場合、その時間はただ無駄に過ぎていくと感じることもあるかもしれません。
しかし、通学時間は学習や自己啓発に役立てることができる貴重な時間でもあります。
この記事では、学生の通学時間を有効活用する方法をいくつかご紹介します。
読書をする
結論
- 読書は、知識や語彙が増えたり脳のトレーニングにもなったりする
- 紙の本が開けなくても、電子書籍やオーディオブックなので読書ができる
通学時間の有効活用術で王道なのが、読書です。
この読書をすることは、多くの学生さんが取り組んでいることではないでしょうか?
実際に私も、高校生・大学生での電車通学の際は、頻繁に取り組んでいました。
通学時間に読書をすることは、知識や語彙を増やすだけでなく、集中力や想像力を高めることにもつながります。
読書は脳のトレーニングになりますし、自分の考え方や表現力にも影響を与えます。
読む本は、教科書や参考書だけでなく、小説やエッセイなど自分が興味のあるジャンルであれば、興味関心をもって集中的に読み進めることができるでしょう。
このような、読書のジャンルを広げることで、視野も広がります。
ただし、混雑した電車・バス車内では本を開くのが難しい場合もありますよね?
その場合、電子書籍やオーディオブックならスマホで手軽に読書ができます。
場面に応じて、紙媒体での読書、スマホを活用した読書、使い分けるとより効率的になります。
以下、最近のベストセラーなどを基に、高校生・大学生向けにおすすめ本をピックアップしました。
興味のある本があれば、ぜひ読んでみてください。
音声教材やポッドキャストを聴く
結論
- 音声学習は周囲を気にせずに行えるので、非常におすすめ
- 外国語などの学習だけでなく、ラジオでニュースや社会時事を聞くこともできる
イヤホンやヘッドホンを使って聴くことで、周囲の騒音を遮断できるため、多くの学生さんが取り組んでいることの1つではないでしょうか?
通学時間に音声教材やポッドキャストを聴くことは、聴解力や発話力を向上させることにも役立ちます。
音声教材は、英語や中国語など外国語の学習におすすめです。
音声教材を聴くことで、ネイティブの発音やイントネーションを身につけることができます。
また、会話形式の教材なら、リスニングだけでなくスピーキングの練習にもなります。
ポッドキャストは、外国語の学習だけではなく、ニュースや社会時事トピックなど様々なテーマのものがあります。
ポッドキャストを聴くことで、最新の情報や専門的な知識を得ることにつながるでしょう。
メモやプランニングをする
結論
- ToDoリストを立てると、優先順位をつけたり進捗状況を把握できたりする
- メモやプランニングは、自己を見つめ直し俯瞰的に捉えることにつながる
通学時間にメモやプランニングをすることは、記憶力や計画力を鍛えることにもなります。
メモは、授業で学んだことや気になったことなどを書き留めることで、頭の中を整理できます。
メモすることで、情報が定着しやすくなりますし、復習やレポート作成にも役立ちます。
また、メモした内容を整理してSNSなどに投稿することで、アウトプットの習慣も身につけることになります。
プランニングは、その日やその週の予定や目標を立てることで、効率的に時間を管理できます。
今でいう、ToDoリストのことです。
プランニングすることで、優先順位をつけたり、進捗状況を確認したりすることができます。
現代メモやプランニングには、紙とペンだけでなく、スマホやタブレットなどのデバイスでも使えます。
カレンダーアプリやToDoリストアプリは、多くの学生さんがスマホに導入していることでしょう。
学生であったとしても、「自己管理」として日々のタスク管理は、非常に重要です。
具体的に、プランニングのメリットは以下の4点です。
- やりたいこと、やらなければならないことの整理ができる
- タスクの進捗状況の可視化ができる
- 目標や目的意識を立てることで、効率的に学習に取り組める
- 頭の中に思い描いていることをアウトプットすることで、思考整理になる
高校生・大学生 関係なしに、やりたいこと・やらなければならないことは山積しています。
プランニングを通して、自己を見つめ直したり、可視化して俯瞰的に捉えたりすることにつながります。
外の景色を見る
結論
- 早朝からスマホばかり触っていると、日中の授業に支障が出てしまう
- 外の景色を見ることで、リフレッシュしたり春夏秋冬を感じられる
電車やバスの中で、スマホばかり触っているという学生さんは、非常に多いのではないでしょうか?
皆さんは長時間にわたりSNSを見たり、YouTubeを見たりしていませんか?
通学中にスマホばかり見ていると、目や頭が疲れてしまいます。
特に朝の通学で多くの情報を取り入れてしまうと、日中の授業に支障ができることがあります。
なぜなら、
現代において、SNSを開けば1画面で多くの情報が掲載されています。
朝から莫大な情報を見聞きしてしまうと、無意識のうちに脳に疲労がたまっていきます。
朝のうちに脳に疲労がたまってしまうと、日中の授業に気持ちが乗らなくなってしまう可能性があります。
短時間でもいいので外の景色を見ることで、気分をリフレッシュしたり、季節の移り変わりを感じたりすることができるでしょう。
外の景色にぼーっとするだけでも脳が休まりますし、車内から見る自然や人々の姿からインスピレーションを得ることもたまにはあります。
外の景色は毎日変わっているので飽きませんし、美しい風景に出会えば気分も上がります。
外に目を向けていると、春夏秋冬を味わうことができるので本当におすすめです。
季節の移り変わりや、小さな変化に気づくことで、ちょっとした幸せを味わえますよ!
映画鑑賞で知識を広げる
結論
- 映画鑑賞は、いまやスマホ一台で視聴できる
- 少しずつ視聴することで、通学時間が毎日の楽しみになる
映画は娯楽だけでなく、文化や歴史など様々な知識を得ることができるメディアです。
映画は物語だけではなく映像や音楽も楽しめますし、感情移入したり考察したりすることもできます。
洋画なら英語力も身につくことにつながります
日本映画なら日本文化や社会問題について考える機会にもなります。
映画鑑賞だとしても、いまやスマホ見られる時代です。
イヤホンやヘッドホンを使えば、他の乗客に迷惑をかけずに手軽に視聴できます。
映画鑑賞は通学時間だけでは足りないかもしれませんが、少しずつ進めていくことも可能です。
通学時間に少しずつ鑑賞することで毎日の、ちょっとした楽しみになるかもしれませんね。
以下に、映画鑑賞におすすめのサービスを載せておきます。
はじめての会員登録であれば、無料期間もあります。
この機会に、ぜひ見たかった映画を楽しみませんか?
学校の課題をする
結論
- 高校によっては、いまだに紙媒体の課題が多い
- 大学生であればPC一台あれば、課題に取り組めるのでおすすめ
通学時間に学校の課題をすることは、成績向上や自由時間確保に直結します。
学校の課題は早め早めに済ませておく方が良いですが、忙しくて家では手が付けられない場合もありますよね。
そんな時は通学時間に課題に取り組むことで効率的に勉強することができます。
通学時間に課題をする場合は紙媒体よりデジタル媒体がおすすめです。
実際に私も、電車通学の時はパソコンを開いてレポート課題に取り組んでいました。
今の時代、スマホやタブレットではレポート作成から提出まですべて行うことが可能です。
また、課題に伴う資料収集もインターネット上で行えます。
そして、大学の課題では、パソコンを使ったデジタルでの提出が一般的です。
ですが、高校ではいまだに紙媒体でのレポート提出の学校もあります
その場合、通学で課題に取り組めないじゃん
このような疑問をお持ちになるかもしれませんが、課題そのもとに取り組む以外にも方法はあります。
それは、『スマホのメモ帳などに、アイデアなどをまとめておく』ことです。
文章でも、箇条書きでもよいので、まとめておけば円滑に紙媒体の課題に記入することができます。
学校の課題形態はそれぞれだと思うので、自分に合った通学中の取り組みを確立することが大切です。
資格取得の勉強をする
結論
- 参考書がなくても、アプリやYouTubeで資格勉強が可能
- 取得したい資格は、自分の進路やキャリアに合わせて選ぶことが大切
通学時間に資格取得の勉強をすることは、将来的なキャリアアップに非常に役立ちます。
資格取得は就職活動だけではなく、社会人生活でも有利ですし自信にもつながっていきます。
資格取得の勉強は、一般的な勉強より専門的かつ実践的な内容です。
そのため、人によっては興味やモチベーションを維持しやすい傾向もあります。
通学時間に資格取得の勉強をする場合は、テキストや問題集だけでなく、スマホやタブレットでオンライン講座や模擬試験などを利用することもできるでしょう。
アプリやYouTubeにも、資格に関する教材も昔に比べ充実してきました。
テキストや参考書を開かずとも、そのような媒体を上手に活用して、資格取得に励むとよいかもしれません。
加えて、自分の目指す進路や興味に合わせて、選ぶことも大切になってきます。
以下、高校生・大学生向けにおすすめする資格を表にして、ピックアップしてみました。
興味のある資格があれば、学生のうちに取り組んでおくことを、おすすめします。
学生の種類 | おすすめの資格 | 資格のメリット |
高校生 | 英語検定 | 英語力の証明になりますし、大学入試や留学にも役立ちます。 |
高校生 | 基本情報技術者 | ITの基礎知識を身につけることができますし、IT関連の進路にも有利です。 |
高校生 | 日商簿記 | 会計の基礎知識を身につけることができますし、ビジネス関連の進路にも有利です。 |
高校生 | 漢字検定 | 漢字力の証明になりますし、文章作成や読解力にも役立ちます。 |
高校生 | 普通自動車免許 | 運転技術や交通ルールを身につけることができますし、就職活動や社会人生活にも役立ちます。 |
大学生 | TOEIC | 英語力の証明になりますし、就職活動や海外就職にも役立ちます。 |
大学生 | ITパスポート | ITの応用知識を身につけることができますし、IT関連の仕事にも役立ちます。 |
大学生 | FP(ファイナンシャル・プランナー) | 金融や保険の知識を身につけることができますし、自分や家族の資産運用にも役立ちます。 |
大学生 | TOEFL(テスト・オブ・イングリッシュ・アズ・ア・フォーリン・ランゲージ) | 英語力の証明になりますし、留学や研究活動にも役立ちます。 |
大学生 | MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト) | Microsoft Officeの操作技能を身につけることができますし、オフィスワークにも役立ちます。 |
SNS・YouTubeを見て楽しむ
結論
- SNSやYouTubeは、現代でいうコミュニケーションツールの一つ
- 見て楽しむのはいいが、『ほどほどに』
いっそのこと、SNS・YouTubeなどに没頭して楽しい時間を過ごすことも、一つの手です。
通学時間にSNSやYouTubeを見て楽しむことは、気分転換やストレス解消になります。
SNSやYouTubeには、さまざまなジャンルのコンテンツがありますから、自分の興味や好みに合わせて選ぶことができます。
例えば、音楽やダンス、ゲームやアニメ、料理や旅行、芸能人や有名人など、幅広い分野の動画や投稿があります。
SNSやYouTubeを見ることで、自分の知らない世界に触れたり、新しい発見や学びがあったり、感動や笑いがあったりします。
また、SNSやYouTubeはコミュニケーションツールでもありますから、コメントやいいねをしたり、フォローやチャンネル登録をしたりすることできます。
そのような機能を活用して、自分の意見や感想を伝えたり、他のユーザーと交流したりすることも楽しい要素になります。
SNSやYouTubeを見て楽しむことは、通学時間を有意義に過ごす方法の一つともいえるでしょう。
ただ、注意したいのは『ほどほどに』ということです。
毎日のように通学時間を、SNSやYouTubeに時間を注いでいては、ハッキリ言ってもったいないです。
学生のうちにしかできないことを、取り組む方がよっぽど長期的に見たらいいです。
僕は、SNSやYouTubeを毎日のように見て過ごしています
私は、通学時間を有効活用して、読書や資格勉強に取り組んでいます
この2者を比べたら、今後の未来どちらが明るいでしょうか?
言うまでもありません。
SNSやYouTubeを触ることに対して否定はしませんが、『目先だけでなく将来のことも考える』というスタンスも大切でしょう。
まとめ
この記事では、『【通学時間何をするべき?】学生の通学時間 有効活用術を徹底解説』と題して、以下の8点についてご紹介しました。
- 読書をする
- 音声教材やポッドキャストを聴く
- メモやプランニングをする
- 外の景色を見る
- 映画鑑賞で知識を広げる
- 学校の課題をする
- 資格取得の勉強をする
- SNS・YouTubeを見て楽しむ
通学時間は毎日繰り返されるものですから、少しずつでも積み重ねることで大きな成果につながります。
ぜひ、自分に合った時間活用術をいろいろと試し、見つけていってください。
記事内で音声学習のことに触れましたが、学生にとって音声学習は本当におすすめできる学習方法です。
音声学習の一つに、『ラジオ』があります。
音声学習のメリット、おすすめするラジオ番組について、まとめた記事もあるのであわせてご覧ください。
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