夏休み中にシフトを増やした人も、後期に入ったら全員がバイトを減らさなければいけないわけではありません。
ただ、授業や課題が回らなくなる前に、一度シフトを見直しておくのがおすすめです。
見直すときに押さえたいポイントは4つ。
後期の時間割を見る、勉強時間を先に確保する、収入目標から勤務量を決める、減らした方がいいサインを知っておく。
不登校から大学を首席で卒業した私が、後期に向けたバイトのシフトの考え方をお話しします。
軸になるのは、学生の本業はあくまで学業という考え方です。
後期のシフトを見直す4つのポイント【一覧】

先に全体像をまとめておきます。
勉強の時間を先に押さえ、残った時間にバイトを入れる順番が基本です。
| # | 見直すポイント | 確認すること |
|---|---|---|
| 1 | 後期の授業数と時間割を見る | 1限が多い日・空きコマが少ない日など、曜日ごとの負担 |
| 2 | 課題や勉強時間を先に確保する | 授業外に必要な時間、テスト前にシフトを減らせるか |
| 3 | 収入目標から勤務量を考える | 毎月いくら必要か、必要以上に働いていないか |
| 4 | 減らした方がいいサインを知る | 欠席・遅刻、締切直前の課題、休日が回復だけで終わる状態 |
ここから順番に見ていきます。
1|まず後期の授業数と時間割を見る

シフトを出す前に、自分が後期に何を履修したのかを時間割で確認してください。
1限が多い曜日や空きコマが少ない曜日など、曜日ごとの負担をつかんでから「この曜日は夕方から入れる」と決めていきます。
後期の履修登録は、おそらくもう済ませている人が多いはず。
私の大学では夏休み中に案内が届き、各自でポータルサイトを開いて登録する流れでした。
時期は大学によって違いますが、9月の中旬から下旬には提出しているケースが多いと思います。
学年によって授業数は大きく違う
同じ大学生でも、学年によって後期の授業数はかなり変わります。
1〜2年生は卒業要件の単位に加えて、選択科目や取りたい資格の単位もあるので、授業ががっつり入りがち。
3年生になると、ようやく授業数が少し減ってきます。
4年生になれば、単位を落としていなければ週2〜3回の登校で済む人もいます。
私自身も、4年生のときは週2〜3回、多くて3回ほどの登校でした。
空いている時間をすべてバイトに充てない
時間割を確認したうえで、空いている時間を全部バイトで埋めるのはおすすめしません。
学業とバイトだけで毎日が埋まると、プライベートの時間がなくなってしまいます。
趣味の時間や、自分が落ち着ける時間があってこそ、人間らしい生活ができるもの。
そうした時間がないと、気持ちのリフレッシュもできません。
夏休みと同じ感覚でシフトを入れない
夏休みは授業がないぶん、プライベートや友達との時間、バイトに使える時間がたっぷりありました。
その感覚のまま後期のシフトを入れると、学業が破綻します。
当たり前のことですが、後期は授業がある前提でシフトを組み直しましょう。
2|課題や勉強時間を先に確保する

余った時間で勉強するのではなく、先に課題や勉強の時間を確保し、残った時間をバイトに充てる順番で考えます。
社会人の立場から少しおこがましいことを言うと、学生のメインはやはり学業です。
バイトをするために学生になったわけではないはず。
もちろんバイトも大事で、家庭の事情で学費を自分で払う必要がある人もいれば、お金を稼ぐのが好きな人もいると思います。
それでも、学生にとっての第一優先は学業。
レポート課題はもちろん、4年生になれば卒業論文のために研究へ打ち込む時間も必要になります。
そこまでバイトに全振りすると、単位を落としたり成績が下がったりすることも少なからずあります。
睡眠を削ってバイトをしていた同級生
頭では優先順位をわかっていても、行動が伴っていない学生は意外と多いと感じます。
私の学生時代にも、授業以外の時間を全部バイトに使い、夜中のバイトで徹夜したまま朝の授業に出る同級生がいました。
そういう人は、見ていてどこかやさぐれた印象。
睡眠をとっていないので、メイクでごまかしていても、見た目から気力のなさが伝わってきました。
睡眠時間を削ってしまうと、生き生きとは過ごせません。
学業とバイトの優先順位は、取り違えないようにしてほしいところです。
テスト前にシフトを減らせるかも確認する
定期テストの前は、勉強に集中できる環境が欠かせません。
時期や状況によってはシフトを減らさざるを得ないこともあるので、テスト前に融通を利かせてくれるバイト先かどうかも確認しておきましょう。
人手不足で本当に緊急性がある場合は、別かもしれません。
それでも、店長や先輩が「学業が本業なんだから勉強頑張ってね」と言ってくれる職場が理想です。
反対に、「絶対に入ってくれ」という雰囲気のバイト先は、正直あまり好ましくありません。
目先の利益や売上は上がるかもしれませんが、学生のことを考えているとは言えないからです。
アルバイトとして雇っている以上、学生の事情も考えてくれる職場かどうか。
働く環境として、そこは見極めておいたほうがいいと思います。
3|収入目標から必要な勤務量を考える

なんとなく稼ぎたいからシフトを入れるのではなく、毎月いくら必要なのかを決めてから勤務量を逆算します。
優先順位を考えたうえで必要な金額を出し、そこからシフトを調整するイメージです。
一人暮らしの場合は仕送りがあるかどうかでも変わりますが、生活費を自分で稼ごうとすると、かなりの量のシフトに入る必要があります。
必要以上に働いていないかも、あわせて確認しておきたいところ。
学校以外の時間をほぼバイトに充てていた同級生
私は保育の学生で、専攻の中で男子は私1人だけでした。
同じゼミには、学校以外の時間をほぼバイトに充てているのではと思うほど働いている女子学生がいました。
徹夜のバイト明けにそのまま朝来た、と少し自慢げに話していたこともあります。
それだけ働いていたので、社会人より稼いでいるのではと思うほどでした。
ブランドもののバッグを持っていたり、冬にはふわふわした服を着ていたり。
高級品が好きで稼ぎたいんだろうな、というのは見た目からも伝わってきました。
お金を稼ぐのは楽しいですし、お金を優先したいという価値観もわかります。
ただ、学生の本質はやはり学業なので、その優先順位は自分の中で持っておいたほうがいいと思います。
社会人になると勉強の時間は本当にない
私が学生のうちは勉強を優先してほしいと考える理由は、社会人になると勉強に充てる時間が本当にないからです。
卒業後に資格を取りたいと考える人は多いと思いますが、時間を捻出する気力がないと、資格1つ取るのも難しいのが実感。
残業がまったくない職場も、ほとんどないのではないでしょうか。
お金を稼ぐことは、社会人になってからでも十分にできます。
一方で、勉学に本気でコミットできる環境は学生のうちならでは。
あくまで個人的な意見ですが、学生のうちは勉強を優先したほうがいいと考えています。
もちろん、お金があることで自分が幸せになると考える人は、その優先順位に従ってシフトを入れればいいと思います。
そのうえで、学生の本業は勉強だということは覚えておいてほしいです。
4|減らした方がいいサインが出たら見直す

後期に入ってから次のような状態になっていたら、シフトを減らしたほうがいいサインです。
多くの人は後期に入ってシフトを減らしていると思いますが、夏休みと同じ感覚で入れてしまった人は特に確認してください。
- 授業の欠席や遅刻が増えている
- レポート課題に締切直前で気づき、慌ててAIを使ってギリギリに提出した、または提出できなかった
- 休日はあるのに、ずっと寝ていたりダラダラしたりして終わる
休日が回復だけで終わってしまうのは、バイトと学校の2つだけで生活を回していて、リフレッシュする時間がとれていないから。
欠席や遅刻が増えている時点で、学生の本分からは外れてしまっています。
大学は自由だからこそ緩みやすい
小中高のころは、欠席や遅刻はしてはいけないものとして、みんな当たり前のように守れていたと思います。
ところが大学は自由度が高く、大人として扱われるぶん、気が緩みやすい場所です。
講義室でスマホを触りながら授業を聞いている人もいます。
高校のような生徒指導もないので、すべて自己責任。
ギチギチのシフトは避けてゆとりを持つ
余力があるなら、もう少しシフトを増やしてみるという判断もありだと思います。
ただ、ギリギリまで詰め込んだシフトはやめておいたほうがいいです。
「これくらいならプライベートも勉強も両立できるかな」と感じる量でも、ゆとりや余裕は残しておきたいところ。
余裕があるほうが、精神衛生上もいいはずです。
まとめ|後期のバイトは勉強時間を先に確保して決める
後期にバイトのシフトを減らすべきかどうかは、人によって状況が違います。
大事なのは、学生の本業は勉学だということを忘れずに、授業や課題が回る量にシフトを整えることです。
- 後期の授業数と時間割を見る:曜日ごとの負担を確認し、夏休みと同じ感覚でシフトを入れない
- 課題や勉強時間を先に確保する:授業外に必要な時間を見積もり、テスト前に減らせるかも確認する
- 収入目標から必要な勤務量を考える:毎月いくら必要かを決め、必要以上に働いていないか見直す
- 減らした方がいいサインを知る:欠席・遅刻、締切直前の課題、回復だけで終わる休日が出たら見直す
バイトでお金があれば、不自由さを少し軽くできるのも確か。
勉強とのバランスをとりながら、後期のシフトを組んでみてください。
勤務日数そのものから考えたい人は、関連ポッドキャスト「大学生のバイトは週何日がちょうどいいのか」もあわせて聞いてみてください。
学年ごとにちょうどいい日数についてお話ししています。




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