こんな悩みを持っていませんか?
前期のGPAが2以下でした。これってまずいですか?
GPAが低いことで何か影響あるの?
成績を上げる方法を知りたい!!
記事ではこんな悩みを解決します!
- GPAの平均が分かります
- GPAが低いことによる、影響やデメリットが理解できます
- GPAつまり成績を上げる方法を3つ紹介します
記事の結論
- GPAの全体平均値は2.4~2.8
- GPAが低いのはデメリットしかない
- GAPを上げる方法は、自分の型を見つけ実践すること
GPAとは、Grade Point Average(グレード・ポイント・アベレージ)の略で、全科目の成績を数値化して平均したもの。
高校で例えるところの、5段階評定のことと思ってもらえれば結構です。
GPAは4.0が満点です。
- 秀(S)が3.5以上
- 優(A)が3.0以上
- 良(B)が2.0以上
- 可(C)が1.0以上
- 不可(D)が0
GPAは大学内での評価や就職活動に影響する重要な指標ですが、自分のGPAが低くて不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、大学の成績でGPA2以下は本当にまずいのか、大学生でGPAの平均はどのくらいなのか、GPAが低いとどうなるのか、GPAを上げるための方法を解説します。
大学の成績でGPA2以下は本当にまずいのか?
まず、大学の成績でGPA2以下は本当にまずいのかという問題ですが、これには一概に答えることができません。
なぜなら、GPAは大学や学部によって平均や基準が異なるからです。
例えば、偏差値が高い難関大学や理系学部では、授業が難しくて成績が厳しく評価されるため、GPAが低くなりやすい傾向にあります。
逆に、偏差値が低く緩い大学や文系学部では、授業がやさしくて成績が甘く評価されるため、GPAが高くなりやすい傾向にあります。
したがって、自分のGPAを判断する際には、自分の所属する大学や学部の平均や基準を参考にする必要があるでしょう。
大学生でGPAの平均はどのくらいなのか?
次に、大学生でGPAの平均はどのくらいなのかという問題ですが、これも一概に答えることができません。
しかし、一般的に言われている数字としては以下の通りです。
- 大学生全体では2.4~2.8
- 理系では2.0~2.5
- 文系では2.5~3.0
これらはあくまで目安であり、実際には大学や学部ごとにバラつきがあります。
また、これらの数字は単純平均であり、中央値や分布も考慮する必要があります。
ですが、自分のGPAと照らし合わせたい人もいると思うので、以下参考です。
- 3.8以上:ほぼ神
- 3.5~3.8:超優秀
- 2.9~3.4:優秀
- 2.4~2.8:平均
- 0.0~2.3:もっと頑張りましょう
したがって、自分のGPAを判断する際には、自分の所属する大学や学部の平均だけでなく、中央値や分布も確認する必要があるでしょう。
GPAが低いとどうなるのか?
さて、GPAが低いとどうなるのかという問題ですが、これは大きく分けて以下の3つの影響が考えられます。
- 就職や就活が不利になる
- 奨学金が取り消される場合がある
- 大学内で学費免除をしている人は影響が出る
順に解説していきます。
就職や就活が不利になる
- 人間の心理として自然に数値に目を向けてしまう
- GPAの数値は形として残り、目に見えて分かるもの
GPAの値が著しく低いと就職活動で明らかに不利になります。
なぜなら、履歴書と一緒に就職先に提出しなければならない場合もあるから。
GPAの値というのは、就職活動において大切な項目。
しかし、他のサイトで『GPAは就職活動で重要視される項目ではない』という文言を見かけることがあります。
しかし、それは就職先や企業など様々です。
ですので、一概には『GPAが重要視されない』とは言えないのです。
いくら資格取得や自己アピールができてきたとしても、大学在学中の成績が低かったとしたら就職先としてもあまり採用したいとは思わないでしょう。
仮にあなたが就職先の面接官だったとします。
- GPAが高い学生
- GPAが低い学生
どちらを採用するかとなった場合、明らかにGPAが高い学生を採用したくなりませんか?
GPAですべて判断するわけでなないでしょうが、就職先の立場になってみれば理解できることでしょう。
ただ、GPAなどの成績をあまり重要視しない企業も増えてきています。
また、そもそも履歴書にGPAを記載しない場合もあります。
しかし、それはあくまで重要視しない場合に限ります。
やはり、GPAという明確な値には目を向けてしまうのが人間の性。
なぜなら、GPAの数値は形で残り、目に見えて分かるものだから。
反対に、「学生時代に頑張ったこと」「自己PR」などは、数値として形には残りません。
就職先が、学生に対して既に知っている場合は「学生時代に頑張ったこと」「自己PR」などは影響力を与えられます。
ですが、就職先のほとんどは学生と初対面のはずです。
そのような中、面接で「学生時代に頑張ったこと」「自己PR」を伝えても、確実に響くとは限りません。
しかしながら、GPAの値というのは誰が見ても目に見えて、学生時代の努力や頑張りが伝わってきます。
このように、就職先の立場を考えると抽象的でイメージが湧きずらい「学生時代に頑張ったこと」「自己PR」などは、採用条件の一つとしてみなされることになるでしょう。
奨学金が取り消される場合がある
- 奨学金が取り消されれば、学生にとって大きな負担となる
- 要件を満たせない場合は処分の対象になる
次に、GPAが低いと奨学金が取り消されるという影響です。
これは、奨学金を受給している人にとって重要な問題。
奨学金は学生の経済的負担を軽減するための制度ですが、それと引き換えに一定の成績を維持することを求められています。
例えば、有名機構では以下のような条件を設けています。
- 日本学生支援機構(JASSO):前年度の成績評価点が(CEP)2.30以上
- 独立行政法人国際協力機構(JICA):前年度の成績評価点が(CEP)2.50以上
もし、これらの要件を満たせなかった場合は、以下のような処分を受ける可能性があるでしょう。
- 奨学金の支給額を減額される
- 奨学金の支給を停止される
- 奨学金の契約を解除される
これは、学生にとって大きな負担となりますし、将来の返済計画にも影響します。
したがって、奨学金を受給している人は、GPAが低くならないように十分に注意する必要があるでしょう。
大学内で学費免除をしている人は影響が出る
- 免除を受けるためには、一定の成績を維持することが求められる
- 要件を満たせない場合は処分の対象になる
最後に、GPAが低いと大学内で学費免除をしている人は影響が出るという問題です。
学費免除は、経済的な理由や優秀な成績などで、大学から一部または全額の学費を免除される制度こと。
しかし、学費免除を受けるためには、一定の成績を維持することが求められます。
例えば、某有名大学では以下のような条件を設けています。
- T大学:前年度の成績評価点(CEP)が2.30以上
- K大学:前年度の成績評価点(CEP)が2.50以上
もし、これらの要件を満たせなかった場合は、以下のような処分を受けることがあるでしょう。
- 学費免除の対象外となる
- 学費免除の割合を減額される
- 学費免除の申請を却下される
これは、学生にとって大きな負担となりますし、将来の経済計画にも影響します。
したがって、学費免除を受けている人は、GPAが低くならないように注意する必要があるでしょう。
GPAを上げるための方法3選
ここまで、GPAが低いとどうなるのかという問題について見てきました。
GPAが低いと就職や就活が不利になったり、奨学金や学費免除が取り消されたりする可能性があることがわかりました。
では、GPAを上げるためにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、GPAを上げるための方法3選を紹介します。
- 自分の勉強法を確立させる
- 授業中・授業後に先生に質問をする
- ノートはきれいにとらず聞くことを意識
順に解説していきます。
自分の勉強法を確立させる
- 情報の鵜呑みは適切な努力に結びつかなくなる
- 試行錯誤をして早めに自分に合う勉強を確立することが重要
1つ目の成績アップ方法、それは「自分の勉強法を確立する」こと。
私は成績アップの方法を知りたいんだけど
このように思った学生さんもいるでしょう。
しかし、自分の勉強法を確立しなければ長期的な成績アップにはなりません。
なぜなら、自分に合った勉強法でなければ適切な努力に結びつかないから。
そもそも、「自分の勉強法を確立している」と言い切れる学生さんは少ないのではないでしょうか。
今の時代YouTubeに載っている勉強法を真似して、成績アップに取り組んでいる学生さんは大勢いることでしょう。
しかし、そのような勉強法を真似して取り組んだとしても成績アップにつながる確証はありません。
大切なのは、早いうちに自分に合った勉強法を見つけること。
そして、その確立した勉強法を試していくことが重要。
- あのユーチューバーが紹介していたから真似をする
- 勉強法を真似すれば成績アップ間違いなし
このように思った人は、一度立ち止まりましょう。
結局何を言いたいのかというと、情報を鵜吞みにしてはいけないということ。
- ユーチューバーのAさんが言っていたから、それを真似する
- インターネットで調べて出てきた勉強法を真似する
このような真似をして自分の勉強法に取り入れること自体は、成績アップにつなげたいという思いの現れないので決して否定はしません。
しかし、一部の情報を自分自身で都合よく切り取り、あたかも絶対的に正しいと思うことは好ましくありません。
成績アップにつなげるという観点で重要なことは、いろいろな勉強法を試し、試行錯誤したうえで自分自身に合った勉強法を見つけ出すということ。
この根本的な問題を解決せずに勉強を続けていると、伸びるものも伸び悩みます。
そして、そもそも自分に合っていないがために成績が伸びることもありません。
だったら、どんな勉強法をすればいいの?
このような疑問を持った人のために、サクッと様々な勉強法を簡潔に説明します。
- とにかく記憶する
- 声に出して覚える
- 書いて覚える
- 人に説明してアウトプットする
- 勉強用アプリを活用する
上記、様々な勉強法を紹介しましたが、これらは一部にしかすぎません。
人によっては違う勉強法をしている、ということもあるでしょう。
また、勉強法といっても1つの勉強法がすべての科目で通じるということは、あまりありません。
ですので、科目に応じて勉強法を変えてみる、複数の勉強法を組み合わせてみるなど、いろいろな手段があります。
早い時期からたくさんの勉強法を試す。
そして、試行錯誤をする。
自分に最適な勉強法を見つけ出し、成績アップにつなげていきましょう!
授業中・授業後に先生に質問をする
- 先生への印象付けは間接的な成績アップにつながる
- 適切な努力と時間をかけることが成績アップに直結する
突然ですが皆さんは、授業中もしくは授業後に先生に質問をすることはありますか?
ほとんどの人がNOと答えるでしょう。
また、「先生に質問をする」ことが、なぜ成績アップにつながるのか疑問を抱いていることでしょう。
先生に質問をするというのが、なぜ成績アップにつながるのか。
結論からお伝えするに、「先生への印象付けをする」というのが最大のポイント。
私も高校、大学とこの手法を使って成績上位にずっと食い込んできたといっても過言ではありません。
また、私が成績アップのために数々試してきましたが、この方法が一番簡単で、かつ効果が出やすいということも実証済みです。
「先生への印象付け」をすることで、なぜ成績アップにつながるのか。
それは「授業評価の意欲・態度」に該当されるから。
成績というのは、単にテストの点数だけではありません。
成績アップのためにテストの点数を上げることしか目に入っていない人は、結論コストパフォーマンスが悪いです。
学生さんならお分かりかと思いますが、テストの点数というのはすぐにアップするわけではありません。
適切な努力と時間をかけた結果、点数が上がります。
しかし、テストの回数というのは1年間で限られています。
仮に、前期・後期の場合だと学期末ごとに1回だとして、計2回。
3学期制だとしても、計3回。
しかし、普段の授業というのはテストの回数や時間より、圧倒的に多いです。
そのため、普段の授業での成績評価項目に力を入れた方が圧倒的に簡単でコストパフォーマンスが良いです。
高校では大学に比べ比較的、授業中の意欲・態度を重視する先生が多いです。
でも、質問をするのは恥ずかしいのだけど…
このような気持ちはよく分かります。実際、私もそうでしたww
ですが、1度質問をすることに慣れてしまえばそれ以降、案外楽に質問することができてきます。
結局、場数です。
具体的に言えば、授業1回に対して1つの疑問を持ち、それを先生に質問する。
手順はいたって簡単。
でも、やっぱり質問は勇気がいるし恥ずかしい
このような気持ちも察します。
それであれば、以下のような方法をおすすめします。
- 授業中ではなく授業後にこっそり質問をしてみる
- 授業プリントやリアクションペーパーなどに質問を記入しておく
これだけでも、記入してある人としていない人では、先生への印象づけががらりと変わります。
また、質問をすること自体、アウトプットにもなるので一石二鳥で成績アップにつながります。
質問をすることが恥ずかしいと思っても、一度試してみる。
その少しの行動が成績アップに直結するでしょう。
ノートはきれいにとらず聴くことを意識
- 授業でとったノートは案外見直さないもの
- きれいにノートをとることは明らかに非効率
GPAを上げるためには、ノートはきれいにとらず聴くことを意識することをおすすめします。
先生の板書の通りにノートはきれいにとりたいものですが、非効率的です。
ノートはきれいにとらず聴くことを意識することで、以下のようなメリットがあります。
- 授業内容に集中できる
- 先生の話し方や表現に注目できる
- 自分の言葉で要点や理解度をまとめられる
これらのメリットは、成績やGPAに直接的または間接的に影響します。
また、よくやりがちやパターンですが、以下のようなことはやめましょう。
- 先生の板書の通り全部写す
- マーカーを多用する
- きれいにノートに書こうとする
はっきり言いますが、授業でとったノートは案外見直しません。
ですので、きれいにノートをとることは非効率。
最低限写す箇所は写し、必要な色で装飾をするだけで十分でしょう。
まとめ
本記事では、大学の成績でGPA2以下は本当にまずいのか、大学生でGPAの平均はどのくらいなのか、GPAが低いとどうなるのか、GPAを上げるための方法を解説しました。
- GPAとは全科目の成績を数値化して平均したもの
- GPAが2以下でまずいのかは、一概には言えない
- 平均値などは所属大学や専攻分野によって異なる
- GPAの全体平均は2.4~2.8
- 成績を上げる方法は、自分の型を見つけ実践すること
GPAは自分の学力や能力を示す数値ではありますが、それだけで自分の価値を決めるものではありません。
囚われすぎず、自分の興味や目標に向かって学ぶことも大切。
GPAを上げるための方法を参考にして、自分なりの学び方を見つけてください。
「GPAや勉強法」などの悩みや疑問・質問など、ご自由にコメント欄に投稿してください。
(コメント欄はこの記事の最下部です)
※いただいたコメントは全て拝見し 、真剣に回答させていただきます。
GPAを上げるためには自分の型を実践するだけでなく、学習の効率化を図ることも大切。
学習効率化アイテムにういて、まとめた記事もあるのであわせてご覧ください。
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