夏休みにスマホだけで1日が終わってしまうなら、変えるべきはスマホを完全にやめることではありません。
その日いちばん最初にスマホを触るタイミング、変えるのはそこだけで十分です。
不登校から大学を首席で卒業した私が、8月・9月とまるまる2ヶ月ある大学の夏休みを前提に話しました。
この記事で扱うのは、利用時間の確認・起床後の行動・1日1つの目標・使わない場所と時間という4つ。
どれも数分あれば始められる小さな行動ばかりです。
対策1|まずスクリーンタイムで利用時間をデータで確認する

最初にやるのは、自分が1日にどれだけスマホを触っているかを感覚ではなくデータで確認することです。
「だいたいこのくらいかな」という体感は、ほとんど当てになりません。
スマホの設定画面にあるスクリーンタイムを開けば、起動時間もアプリごとの内訳もグラフで見えます。
まずはここから。
スクリーンタイムは設定画面からすぐ確認できる
スクリーンタイムは初期設定の時点でオンになっているので、こちらで何かを設定する必要はありません。
設定画面から項目を開くだけで、今日までの記録がそのまま出てきます。
見てほしいのは、1日の起動時間と、その中でどのアプリをどれくらいの割合で使ったかという2点です。
「私はこのくらい使っているんだ」と数字で受け取るところから始まります。
使いすぎの目安は8時間、12時間を超えると危ない
どこからが使いすぎなのかを一概に定義するのは難しいのですが、私なりの基準はあります。
1日24時間のうち睡眠を8時間取るとすれば、起きている時間は残り16時間。
その16時間の中で、8時間を超えたあたりから使いすぎだと感じます。
12時間以上になると、感覚的にはもう中毒に近い状態。
| 1日の利用時間 | 私の基準 |
|---|---|
| 8時間を超えたあたり | 使いすぎ |
| 12時間以上 | 中毒に近い |
1日の半分をスマホに使っている計算になりますから、さすがに多すぎます。
ただし、これは統計を根拠にした数値ではなく、あくまで私の感覚値です。
時間を奪っているのはショート動画とSNS
アプリ別の割合を見たとき、上位にショート動画やSNSが並んでいたら見直しどきです。
TikTok、インスタ、X、YouTubeあたりが代表格。
特にショート動画は、見て得られるものが少ないわりに時間だけが減っていきます。
完全に無駄とまでは言いませんが、ほぼ無駄に近い。
他人のキラキラした情報を眺める時間も、同じように残るものが多くありません。
一方で、YouTubeを音声学習として耳だけで聞いているなら、そこは甘く見てもいいと思います。
横長の動画も混ざるYouTubeは、割合だけで良し悪しを判断しにくいところ。
対策2|起床後すぐにスマホを開かない

2つ目は、目が覚めた直後にスマホを開かないことです。
大学生に限らず、社会人でも顔を洗う前に画面を見てしまう人は多いはず。
それでも、起きてすぐスマホを開く習慣はやはり無いほうがいいです。
顔を洗い、トイレに行き、着替えて、朝ごはんを食べる。
そこまで終えてから開くくらいが、ちょうどいい流れだと思っています。
充電場所をベッドから離す
危ないのは、寝るときに布団やベッドへスマホを持ち込んで枕の横に置くパターンです。
目を開けた瞬間、片手を伸ばすだけで画面が開けてしまいます。
だから充電場所をベッドから離し、勉強机の上などに置いておく。
置き場所を変えるだけで、朝いちばんの動線が変わります。
スマホを見ながら寝落ちするのも、あまり良くありません。
睡眠の時間とスマホの時間は、切り分けて考えたほうが楽になります。
食事中はスマホを指で操作しない
食事中にスマホを片手に持つこと自体は、今ではよくある光景です。
ただ、指で操作しながらご飯を食べるのは、さすがに行儀が悪いと個人的に思います。
食事の作法やマナーは、ここ数年、数十年でずいぶん変わってきました。
「何かをしながら」が当たり前になっている状況は、少し怖いと感じます。
動画を目の前に置いて、手は食事に集中する。
画面を閉じて、ラジオやポッドキャストのように音声だけを聞く。
このあたりなら、じゅうぶんありだと思います。
対策3|スマホを触る前に、その日やることを1つだけ決める

3つ目は、スマホを触る前にその日に終えることを1つだけ決めておくことです。
実行までは求めません、決めるだけで構いません。
天気がいいから、数十分だけ散歩してみる。
最近読んでいなかったから、積んだままの本を開いてみる。
大学4年生なら、5分でも10分でもいいので卒業論文に触れる、参考文献を読む時間を取る。
これくらい小さな行動で十分です。
決めておかないと、そのままずっとスマホを触ることになります。
時間まで細かく決める必要はなく、頭の中で思い描く程度で構いません。
思い描くか描かないかで、1日の中身はだいぶ変わります。
対策4|スマホを使わない場所と時間を1つ決める

最後は、スマホを使わない場所や時間を1つだけ決めておくことです。
布団やベッドの上では触らない、就寝の30分から1時間前は使わない。
ブルーライトの話はよく言われるところで、本来は1時間前から使わないのがベストだと言われています。
とはいえ、そこまで守るのはなかなか難しいところ。
食事中は使わない、勉強や作業の最中は触らない、そのくらいでも十分です。
作業用BGMとして流すのは構いませんが、スマホを片手に持っていたら集中力は削がれます。
トイレの中まで持ち込む人もいますが、そこはさすがに手放したいところ。
大事なのは全面禁止ではなく、メリハリとバランスです。
スマホなしで生活するのは現実的ではありませんし、生活のライフラインにも直結しています。
だからこそ、自分のマイルールとして「この時間、この場所では使わない」と決めておく。
そのほうが、メリハリとしては効きます。
大学1・2年の夏休みは、何をしていたか記憶がありません

ここまで4つ挙げてきましたが、私自身が最初からできていたわけではありません。
大学1年生と2年生の夏休みは、何をしていたのか本当に記憶がないのです。
小中高で2ヶ月まるまる休む経験はしてこなかったので、時間の使い方がわからなかった。
おそらく、ひたすら寝ていたか、スマホを触ってゲームをしていたか。
得るものがないまま終わった2年分の夏休み、という記憶だけが残っています。
あの期間に資格の勉強をしていたら、今ごろ1つ2つは取れていたはず。
振り返るたびに後悔しています。
大学3年生と4年生になってからは、2ヶ月の使い方が少しずつわかってきました。
目標を決めてから1日をスタートする、という今日紹介した形にたどり着いたのもこの頃です。
2ヶ月が終わったあとに「あれ、私は何をやっていたんだろう」という疑問が出てくるなら、それは夏休みの使い方を間違えたサインだと思います。
まとめ|夏休みのスマホは触る順番で変わる
夏休みにスマホだけで1日が終わってしまう人が最初に変えるのは、スマホを触るタイミングと順番です。
- スクリーンタイムで利用時間をデータで確認する
- 起床後すぐにスマホを開かない
- スマホを触る前に、その日やることを1つだけ決める
- スマホを使わない場所と時間を1つ決める
バイトに明け暮れる人もいれば、卒業論文に取り組む真面目な学生もいるでしょう。
どちらにしても、2ヶ月という時間の中身はスマホとの距離でずいぶん変わります。
全面禁止ではなく、メリハリを持たせるところから始めてみてください。
スマホ以外も含めて時間の使い方を見直したい人は、関連ポッドキャストの「大学生がムダにしがちな「3つの時間」と取り戻し方」もあわせて参考にしてください。




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